【魁!男塾】千日颮鏡を体得しよう

ジャンプ作品

プログラム

絵だけを見ると、ハゲたおっちゃんら、手を合わせて何しとんねん(笑)です。
冒頭から、微妙な記事になる気配がプンプンします。

しかしまた出ました。皆さん大好き、民明書房刊。

そちらに、史実かの如くはっきり掲載されている『千日颮鏡(せんにちほうきょう』
「魁!男塾」をこよなく愛するSAWAちゃんですら、『そんなのあったなー。』って感じです。

『集中力・反射神経を極限まで研ぎ澄まし、相手の動きを寸分たがわず、一瞬にして模倣することにある』
と説明がありますが、

どういうことかと言いますと、

目の前の相手と、まるで鏡を見ているかのように瞬時に真似をすることができるのです。

格言『人のふり見て、我がふり直せ』はこちらの修行が元にできたことわざ。

創択社「文芸作品例解  故事ことわざ活用辞典」によると意味は、
『他人の言動の良し悪しをみて、自分のふるまいを反省し、直すべきところは改めよ』です。

間違いなしです。
「千日颮鏡(せんにちほうきょう)」からできたことわざです。
民明書房刊、本日もありがとうございます。

さて、この「千日颮鏡」が日々の筋トレに効果をもたらすものなのでしょうか。

うーん。たぶん役に立ちませんけど、検証していきたいと思います。

相手の動きを模倣する

そもそも、目の前の相手と同時に同じ動きができると思いますか?

簡単な話ですが、無理です。できるわけがないのです。

なぜ、できないのか。
簡単ですよね、相手の動きを認識してからこちらが動くわけですから、こちらの動きはすべて「後出しじゃんけん」となるからです。仮に、頑張って素早く真似ることができたとしても、認識から動きが起こるぶんだけTime lagがどうしても生じます。複雑な神経回路のやり取りは、一瞬なようでその緻密性から瞬時ではないのです。

例えば、「じゃんけん」の勝負であれば、「あいこ」となる確率は1/3ですから約33.3%。5回連続で「あいこ」となる確率は1/243で0.41%。そこから「あいこ」となり続ける確率も低いながら0%ではありません。ただ、「じゃんけん」も単純な確率論で説明のできる勝負ではなく、心理的要因や相手の仕草といった情報からこの確率は変動するものであり、意外と複雑な情報戦が成り立つ勝敗対決だったりします。


話しはそれましたが、「じゃんけん」のような3択同士の勝負であれば真似することもできなくありませんが、無数にある選択肢の中から相手の動きを模倣することは不可能です。ただ、「じゃんけん」の仕草として面白いのは、「グー」「チョキ」「パー」それぞれ出す手ごとに、その方特有のパターンが存在することが考えられるのです。単純な手指の形状変化だけではなく、顔の表情や全身の緊張の変化、振り下ろす肘の角度や握り具合などなど、無意識上に展開される体の使い方には必ずクセがあるのです。

少なからず、格闘技や相手のいるスポーツをされる方は、こういった相手の動きや仕草から次の動作を予測しながら対処するものです。成功体験や失敗体験などの経験からこういった予測は精度を高めます。しかし、あくまで次の動作の想像でしかなく、外れることもあるからこそ当たり前に勝敗がつくのです。

判定結果、まとめ

おすすめ度 ☆なし

ムリなのです。もう一度言いますがムリなのです。

ちなみに、余談ですが、ヒトの細胞には「ミラーニューロン」というものがあります。
これは、相手の鏡のようになって動けるといったものではなく、相手の動きを観ることで実際にこちらは動いてなくても、相手と同じ動きをしたのと同じように脳や体内の神経回路が働くといったものです。同じように動くことは不可能ですが、同じように動いた気になることは可能というわけです。

だから、どうしたって??
はい、あなたの筋トレにはあまり役に立ちません。例えば、「ダンベルを持ち上げる」など、他人の筋トレを観ることで、自身がそれに近しい経験があれば更に神経回路は発火を強めます。

無駄な時間を過ごすくらいなら、トレーニングジムの映像でも視聴して自身がトレーニングしている気持ちになるだけでも少なからず良い影響があるかもしれません。

信じるか信じないかはあなた次第です。

 


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